入学式・入園式に相応しいセレモニーバッグの選び方は?
1. 入学式・入園式バッグの選び方
ここでは、入園式や入学式に持っていくバッグについてお話しします。「素材は?」「色は?」「デザインやサイズ感は?」などといった疑問に、わかりやすく解説していきます。
1-1. 素材
結婚式とは違ったフォーマル感のある入学式や入園式。
かしこまりすぎず、程よいフォーマル感のある雰囲気をまとうには素材選びが重要なポイントとなります。
一般的には素材として合皮やナイロンなどなど程よい光沢感のある素材が人気ですが、使用頻度もそんなに多くないアイテム、しかもお祝いの場でのアイテムとなりますと、長い期間上質感をキープできる“レザー(本革)”のバッグがおすすめです。
また、きちんと感のあるデザインであれば、サテンやシャンタンなど織物系素材を選んでも大丈夫です。
その際は生地自体に程よい光沢感のあるものを選ぶとフォーマル感のある印象の装いになります。
お祝いの場ですので、金具は光沢のあるものを選んでも問題ありません。
ただバッグ本体素材の上質感を邪魔しない程よい光沢感のあるものを選ぶと良いでしょう。
1-2. 色
着用するスーツはネイビー系やベージュ系が多く、コーディネートするバッグはやはり合わせやすいブラックやベージュに人気が集中しています。
ブラウン系なども人気はありますが、コーディネートには少し難しい面もあります。
ブラックを合わせるときはあまり暗い印象になりすぎない、程よい光沢感のあるものや、あまり大きすぎないバッグを選ぶのがおすすめです。
コーディネートが難しく上級者向きとされるブラックバッグですが、合わせるシューズの色や、バッグの形などで華やかな印象のコーディネートをすることが可能です。
最近では慶弔両用のバッグなども人気アイテムですのでぜひ試してみてください。
1-3. デザイン
フォーマルな場ですので、デザインにもこだわりたいところ。
きちんと感のあるバッグとして、以下の3点がおすすめのポイントです。
・バッグにふた(かぶせ)があるもの(ファスナーでもOK)
・コンパクトで小ぶりなもの
・ワンハンドル(ショルダー、肩掛けタイプではないもの)
かぶせタイプがおすすめの理由は「中身が丸見えにならない」こと。
場面によっては床に置いたりすることもあり、かぶせがないと目線から中が見えてしまうこともあり、マナー的にも上品な感じがしないと思いますので、注意が必要です。
そういった意味ではファスナータイプのバッグなどもフォーマル感がありおすすめです。
1-4. サイズ
フォーマル感をキープするにはやはりコンパクトで小ぶりなバッグがおすすめです。
しかし入学式では様々な配布物がある為、帰りの荷物は予想以上に多くなることが考えられます。
だからといって大きすぎるバッグを持つと全体のバランスが悪くなり、フォーマル感がなくなりがちに。
そこでメインのバッグのほかに「A4ファイル」が入るサブバッグを用意することをおすすめします。
サブバッグはお買い物のときに使うナイロンなどのエコバッグは避け、折り畳み可能なコンパクトサブバッグを選ぶと良いでしょう。
素材がシャンタンやサテンなどのサブバッグを一つ持っておくと、卒業式や入学式などのセレモニーシーンはもちろん、結婚式などのブライダルシーンでも使うことができますので非常に重宝します。
2. 入学式・入園式バッグの基本マナー
バッグを選ぶ時のマナーとして3つのポイントをご紹介します。
2-1. ビビットカラーや派手な柄物は避ける
最も基本的なカラーとして様々なスタイリングに合わせやすい「ブラック」に人気があります。
また、さわやかな印象のライトシルバーやベージュなどもセレモニーシーンにはおすすめです。
最近では布製のブラックフォーマルバッグでも程よくデザイン性のあるものも多く、慶弔両用で様々なシーンに活躍する重宝アイテムもあります。
柄はシンプルな無地のものがおすすめ。
アニマル柄や派手な光沢のスワロフスキーなどは避けたほうが良いでしょう。
2-2. 必ずしもハイブランドが良いわけではない
世の女性を魅了する上質なハイブランドバッグは確かに魅力的で、フォーマルシーンでも圧倒的存在感を持ちます。
しかしながら派手なロゴなどがあまりにも目立ちすぎるバッグはセレモニーシーンなどでは逆に派手すぎる印象にもなり、せっかくの素敵なスタイリングを台無しにしてしまうことも。
大人の女性として魅力的なスタイリングを心がけるのであれば、セレモニーシーンに合わせたマナーに沿ったバッグが、好印象を与えることができます。
2-3. サブバッグの準備も忘れずに
式典での配布物だけでなく、記念に収めるためのカメラやビデオなど、予想以上に荷物が多くなってしまう入学式ではやはりサブバッグの準備は必須となります。
紙袋の持参などを事前に伝達するあるようですが、紙袋ではやはりコーディネートとしてはいまひとつ。
折り畳み可能なコンパクトサブバッグなどを持っているとストレスのない荷物の持ち運びが可能になります。
3. 入学式・入園式におすすめのバッグ
「おすすめセレモニーバッグ3選」
- 【慶弔両用】キュートなビッグリボンバッグ
- 丸みを帯びたフォルムが美しい慶弔両用バッグ。光沢をおさえた「ダルサテン」を全体に使用し、かわいいだけでなく落ち着いた雰囲気におさえてあります。やわらかいふんわりしたシルエットなので、お祝いのセレモニーにも素敵にお持ちいただけます。
- 【撥水加工】お受験シーンに、シンプルバッグ
- お受験シーンにも活躍するシンプルな牛革バッグ。ふたには大きなマグネットがついているので、開閉の時にも音がきになりません。口が大きく開いて中身が取り出しやすい「箱マチ」に仕上げてあります。
- 【慶弔両用】タック入りソフトフォーマルバッグ
- タックを寄せたソフトフォーマルバッグ。ふっくらとした丸みを帯びたシルエットは、女性らしさを感じさせるデザイン。慶弔両用、幅広い年代に向けたノンエイジバッグです。
- キュートなフラワートートバッグ
- 手提げの布製トートバッグ。マジックテープで開け閉めが可能です。柔らかな風合いで、サブバッグとしてはもちろんのこと、メインのバッグとしてもお使いいただけます。A4サイズに対応しているので、配布物などが多い入学式にも重宝します。
- 【撥水加工】グログランリボンの手提げバッグ
- 上質な光沢感のあるしっかりとした生地に防水加工を施しました。深く美しい漆黒の色味はフォーマル度を上げ、きちんとしたイメージに。
- 横長デザインのリボン手提げバッグ
- 中央にグログラン素材のリボンを配し、上品な印象に仕上げた手提げバッグ。横長シルエットの手提げバッグは荷物の出し入れがしやすく、背が低めの方でもバランス良くお持ちいただけます。
「おすすめセレモニーサブバッグ3選」
4. まとめ
以上、入学式・入園式におすすめのバッグについてご説明いたしました。
これまでの内容を簡単にまとめるとこのような感じになります。
・素材は牛革、もしくは程よい光沢感のあるものを
・サイズは大きすぎずコンパクトで小ぶりなものがおすすめ
・色味はコーディネートに合わせやすいブラックかベージュなどがおすすめ
・あまり派手すぎな柄物やハイブランドは出来る限り避ける
・サブバッグの準備を忘れずに
式典の直前で探そうとすると意外にお気に入りのバッグは見つかりにくいもの。
なるべく早めにご準備いただくことをおすすめします。
ぜひ素敵な入園式・入学式をお迎えください。
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FORMAL MESSAGE.com編集部
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