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1. 卒園式におけるコサージュの役割

お子様の新しい世界への門出を祝う卒園式。
主役はもちろんお子様ですが、ともに歩んでこられたお母様も準主役、大切な節目の式典です。
きちんとしたフォーマル感のある装いで出席しましょう。

そこで、お祝いの気持ちを表現するのに欠かせないのがコサージュ。
必ずつけないといけないわけではありませんが、あるとないとでは装いに大きな差が生まれます。
せっかくのお祝いの席ですから、胸元にそっと添えてみませんか? コサージュには、お祝いの気持ちを表すだけではなく、喜びの気持ちを共有したり、相手を祝福する想いも込められています。

卒園式は、たくさんの仲間とともに過ごす最後のセレモニー。
顔周りに華やかなコサージュがある方が写真写りがよく、映えますのでおすすめです。

2. 卒園式に相応しいコサージュの選び方

2-1. 卒園式でNGなコサージュの色

卒園式ではコサージュをつけることをおすすめしていますが、どんなものでもいいわけではないので、要注意!ここでは、避けた方がいい色味についてご紹介していきますね。

卒園式はお慶びのセレモニーですが、季節柄まだ寒い日も多いためダークカラーのお洋服を選ぶ方が一般的。
合わせるコサージュは、全体が暗い印象にならないよう真っ黒なコサージュは避けるのがおすすめです。

また、厳粛な式典ですので、真っ赤や濃いピンクなど華美すぎたり悪目立ちしたりしてしまうようなコサージュも避けた方が安心です。
ただ、どちらの色味も一部にアクセントカラーとして使われているミックスカラーは大丈夫です。

全体的な印象が強すぎずやさしい雰囲気になるコサージュを選びましょう。

2-2. 入園式とは違うものを準備するのがおすすめ

卒園式用と入園式用に別々のスーツを揃えるとなると、なかなかの出費に。
でも、せっかくの大切なセレモニー、思い出になる記念写真を撮るならその時々で装いを変えたいですよね。

同じスーツでも、コサージュを変えるだけで印象は大きく変わります。
コサージュは色も素材も形もさまざま、たくさんのバリエーションがあります。

卒園式は白、入園式はピンクなど、色味を変えるだけでもOK。
カメリアタイプとブーケタイプなど、違うデザインを選ぶとさらに変化がつけられます。

お子様と一緒に好みのコサージュを選ぶのもおすすめ。
いい思い出になりますよ。

2-3. 素材によってはNGなデザインも

卒園式は厳粛な式典のひとつ。
お召しになる服装も、普段のカジュアルウェアとは一線を画したフォーマルアップな装いが基本。

合わせるコサージュも普段使いのデザインとは違ったきちんと感を意識したデザインがおすすめです。
フェルト素材のコサージュは、カジュアル度が強くスーツには合わないので避けた方が安心です。

また、昼間の式典なので、輝きの強いメタリックなラメ生地を使用したものも避けた方が無難です。
ただ、縁取りやお花の一部に使用されるような華やかさを添えるラメはOK。

フォーマルな式典ですので、スーツから浮いてしまうようなチープな素材やカジュアルなものは避け、きちんと感を意識したコサージュを選びましょう。

2-4. コサージュの代わりになるアクセサリー

コサージュは、必ずつけないといけないものではありませんが、やはり抵抗のある方もいらっしゃいます。
ただ、フォーマルアップの装いにはアクセサリーは大切なアイテムですので、コサージュを付けない場合は、別のアクセサリーを着用しましょう。

おすすめはブローチやネックレス。
どちらのアイテムも、パールをあしらったものを選びましょう。

パールは穏やかな光沢があり上品な印象ですので、卒園式などの昼間のセレモニーに最適なアイテムです。

ネックレスは1連や2連のデザイン、ブローチは派手な印象にならない控え目なデザインがおすすめです。

3. 卒園式に相応しいコサージュの種類とカラー

3-1. 卒園式に相応しいコサージュの種類

コサージュにはたくさんの種類がありますが、大きく分けて生花のコサージュ、プリザーブドフラワーやドライフラワーのコサージュ、アートフラワーのコサージュの3つに分かれます。

どのコサージュも卒園式にふさわしいコサージュですが、それぞれメリット、デメリットがありますので、お好みに合わせてお選びください。

■生花のコサージュ
最も特別感の高いコサージュがこちら。
同じ花でも自然のものですのでひとつひとつ形が異なり、他人とかぶることはありません。
一期一会、出会いを大切にするコサージュですが、日持ちがしないのが欠点。

傷みやすいので小さなお子様を抱っこする方や、気温が高くなる日はおすすめできません。
また、花屋さんに事前に予約をし、当日取りに行く必要があるのもデメリットのひとつです。

■プリザーブドフラワー、ドライフラワーのコサージュ
生花を加工したプリザーブドフラワー、ドライフラワーのコサージュは、生花の特別感はそのままに、長持ちするのが魅力。
特にプリザーブドフラワーは、特別な加工で一見では生花と間違えてしまうほど美しい仕上がりが特徴です。

一方で、加工ができる種類が限られており、生花と同じように繊細なので取り扱いには注意が必要です。

■アートフラワーのコサージュ
いわゆる造花でつくられたコサージュで、市販されているコサージュの中で最も一般的なアイテムです。
オーガンジーやシフォンで作ったお花にパールをあしらったベーシックなものから、シルクフラワーなどの芸術的なもの、リボンやレースをお花に見立てたものまで、さまざまなデザインや色味があるのでお好みのものがきっと見つかるはず。

また、型崩れしにくいので取り扱いも簡単です。
ただ、アートフラワーは素材の良しあしが見た目に直結します。
フォーマルな場でお使いいただくものですので、百均で売られているような簡易的なものは避け、きちんとした作りのコサージュを選ぶようにしましょう。

3-2. 卒園式に相応しいコサージュの色

卒園式では、グレーやネイビーなどのダークカラーのウェアをお召しになるのが一般的ですので、全体の印象が暗くならないよう、明るめの色味をお選びいただくのがおすすめです。

ホワイト系やベージュ系は、明るい印象ながらも華美になりすぎず、卒園式にはイチオシのカラー。
少し色味を感じたい方には、ピンク系やパープル系が顔映りもよく人気です。

また、ウェアと合わせたグレー系やブルー系のコサージュで落ち着いた印象にまとめる方も多くいらっしゃいますが、その場合は同系色の濃淡やアクセントカラーが効いたものなど、ミックスカラーのコサージュをお選びいただくと、ウェアとの馴染みもよく、華やかな印象になりますよ。

4. コサージュの正しい付け方

コサージュの位置

4-1. コサージュの向き

東京ソワールで販売しているコサージュのほとんどは、ピン部分を茎のようなデザインで仕上げており、その茎部分を上にしてつけていただくのがおすすめです。

茎をもって生地を下から上にすくい上げるようにつけていただくと、きれいに収まるようにお作りしています。

また、茎が下になるようにおつけになると、顔周りにパーツがきてより華やかな印象になるコサージュもございます。ウェアのデザインやお好みに合わせて色々な向きをお試しください。

4-2. コサージュの位置

フェイスラインと鎖骨が交わるラインのやや外側、鎖骨下のくぼんでいるポイントが、最も美しく見える位置だといわれています。

バストのふくらみにかかるような低めの位置(一般的にネームバッジを付けるような位置)につけてしまうと、コサージュが横を向いてしまったり、上を向いてしまったりすることがあります。

つける位置が思ったより上だと感じられるかたもいらっしゃるかもしれませんが、せっかくのお慶びのセレモニー。
顔周りを華やかにみせてくれる、ベストポイントにつけましょう。

4-3. コサージュがぐらつく場合

基本的には、ベストポイントにお付けいただくとぐらつきにくいのですが、たまに安定しない場合もあります。
その時の対処法をお知らせしていきます。

まず、考えられる原因は2つあります。

ひとつは、ウェアの素材が薄手の場合。
ピンでしか固定できないので、素材が薄いとそれだけコサージュが不安定になります。
その場合は、生地の裏に当て布をして土台を補強してつけてみてください。

もうひとつは、コサージュのパーツが中央に寄っている場合。
パーツが中央に寄っていると、左右に動くたびに揺れてしまうことがあります。
その場合、外側のパーツをバランスをみながら広げてみてください。

東京ソワールのコサージュは、パーツひとつひとつにワイヤーが入っていますので、自由に動かすことができます。
壊れてしまうかも、と思われるかたもいらっしゃいますが、心配ご無用!ぜひ、ご自分の身体に合うよう、色々と動かして調整してみてください。

5. コサージュの入手方法

コサージュは、百貨店、量販店、ショッピングセンターなどのフォーマルを扱うお店や通販で購入することができます。

百貨店やデパートで扱うコサージュは、高価なものが多いですが、その分仕立てもキレイで、品質のいいものを手に入れることができます。

量販店やショッピングセンターで販売しているものは、百貨店に近い品質のものから簡易的なものまでさまざまです。
予算と品質のバランスを見ながら購入することができます。

店舗で購入する場合は、実際に手にとって素材などを確認することができますし、売り場にあるウェアにつけてバランスをみることもできるので、安心して購入することができますね。

通販で購入する場合は、たくさんの種類の中から選べるメリットがある一方、実際に手に取ることができないので、手持ちのウェアに合うかどうか、素材が価格に見合うものかどうかを判断しにくいというデメリットがあります。

その場合は、デザインと価格だけで選ぶのではなく、レビュー内容を確認して、信頼できるショップから購入するようにしましょう。

また、最近はご自身で手作りされる方や一般の方が手作りされたコサージュを販売しているサイトもみかけます。
手作りだと他の人とかぶらない一点ものが手に入る一方、カジュアルな雰囲気になりがちですので、スーツに合う素材かどうかを事前に確認してみてください。

5-1. 卒園式におすすめのコサージュ

当店で取り扱っているコサージュの中から、特に卒園式におすすめの商品をピックアップしました。

清楚なパールトリミングコサージュ

清楚なパールトリミングコサージュ

【5502908-12-01】
¥6,600(税込)
清楚なパールトリミングコサージュ
当店で毎年安定した人気を誇るカメリアタイプのコサージュ。
控えめな雰囲気ながらも、パールのトリミングが存在感のあるデザインです。
2輪の清楚なパールコサージュ

2輪の清楚なパールコサージュ

【5502611-12-01】
¥9,900(税込)
2輪の清楚なパールコサージュ
セレモニーにぴったりのパールをしきつめた上品なコサージュ。
パールのネックレスとコーディネートすると、まとまりが出てよりフォーマルアップの装いに。
ふっくら花びらのブーケコサージュ

ふっくら花びらのブーケコサージュ

【5501911-21-01】
¥8,800(税込)
ふっくら花びらのブーケコサージュ
ふっくらとした立体的なリーフが女性らしいブーケコサージュ。
パールのトリミングでメリハリをきかせました。
ふんわりやさしい、ブーケコサージュ

ふんわりやさしい、ブーケコサージュ

【5502782-73-01】
¥7,700(税込)
ふんわりやさしい、ブーケコサージュ
たっぷりと布地を使用した存在感のあるコサージュ。
落ち着いた印象ながらも、同系色の濃淡で軽やかな雰囲気に。

6. まとめ

ここまで卒園式におすすめのコサージュをお伝えしてまいりました。

お子様にとってもお母様にとっても一生に一度の大切なセレモニー。
ご家族の大切な思い出になりますので、ぜひお子様と一緒に選んでみてください。

お気に入りのコサージュと出会えますように。

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WRITER
FORMAL MESSAGE.com編集部

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